一 |
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黒潮寄する大瀬戸の 白波映ゆる岡山港 集う若人とこしえに 望みを胸に抱きつつ その名をきけや岡大の 理想にたぎるヨットマン |
二 |
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白雲輝き児島湾 波涛の壁に守られて そよ風はらみ湾口へ 音なくすべるヨットには そは何者ぞ岡大の 潮やけしたるヨットママン |
三 |
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潮の香とどく旭水に 白帆のさゆる朝ぼらけ 夕べに憩う芦の辺に 身を傾けて歌うたう その名ひびかん岡大の 紅顔ほころぶヨットマン |
四 |
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遠く四国の連山を 近く聳ゆる金甲山 ゆたけき胸に抱かれて 我等は生きんすこやかに そは誰(たれ)そ知る岡大の 今雄飛せんヨットマン |
五 |
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白砂輝く渋川に 青松燃ゆる鷲羽山 白帆の走る備讃瀬戸 夢駆け巡る大橋に その名を記せ岡大の 希望に溢れるヨットマン |
六 |
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エーゲの海に思い寄せ オリーブ薫る牛窓港 遥かに霞む小豆島 スピンを展げて颯爽と そは人ぞ知る岡大の 血潮の熱きヨットマン |
七 |
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アテネの星が君を呼ぶ 潮満ち来る地中海 飛沫舞い散る戦いに 覇権を握れば時は今 その名とどめん岡大の 栄冠目指すヨットマン |
八 |
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青龍踊る紫禁殿 瑞雲漲る渤海湾 血潮湧き立つ青春を 真白きセールに捧げしか そは凛とした岡大の 明日に駆けるヨットマン |
九 |
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七つの海を制覇せる 歴史を刻む時計塔 波濤逆巻く海峡に 永遠に捧げむ我が魂(こころ) そは煌めけり岡大の 稔侍に高きヨットマン |